日経平均株価という銘柄 2006 6 22
最近の日経平均株価は、実に値動きが軽い。
まるで、新興市場の小型株のように軽く動く。
これは、日経平均株価の性格が変わりつつあるかもしれません。
つまり、昔は、日経平均株価が、平均点としての性格が強かったのですが、
今は、日経平均株価が、個別銘柄としての性格が強くなったと思います。
なぜならば、日経平均株価そのものを売買できるからです。
正確に言えば、日経平均の先物を売買できるのです。
そういうわけで、日経平均株価は、平均点というよりも、
個別銘柄として見ることができるでしょう。
ただ、先物中心となると、相場が一方向に偏る傾向性があると思います。
また、個々の企業を研究するよりも、
「日経平均株価(先物)を売買していた方が楽だ」という風潮も出てくると思います。